2025.08.15 ナイロン 物流

【解決事例】海外製ローラーから国内生産へ。トラブル対応と軽量化を両立した事例

導入前|海外製ローラーが引き起こすトラブルと「重さ」の悩み

物流倉庫の搬送ラインにおいて、分岐ローラーは荷物を効率的に仕分ける重要な役割を担っています。しかし、コストを抑えるために安価な海外(ベトナム製)のローラーを導入した結果、トラブル発生時の対応の遅さが大きな課題となっていました。

また、ローラー自体が重いため、機械のモーターに大きな負荷がかかり、長期間の使用におけるモーターへの負担や、それに伴う電力コストも懸念されていました。

「トラブル時の迅速な対応」と「ローラーの軽量化」という2つの課題を解決するため、新たな製造メーカーと製品が必要とされていました。

 

導入後|国内製造と軽量化で、トラブル対応と省力化を同時に実現

 

そこで、私たちは海外製のゴムローラーから、**国内製造による「ウレタン×ナイロンの軽量ローラー」**をご提案しました。

製造キャパシティの点から、ある程度の物量がある搬送ラインのローラー製造に対応できるメーカーは限られています。私たちは工場を一ヶ所に集約することで安定した製造供給体制を構築し、以下のメリットを実現しました。

 

  • 迅速なトラブル対応 国内製造に切り替えることで、万が一のトラブル時にも迅速に対応できる体制が整いました。これにより、対応の遅れによるクレームの深刻化を防ぐことができました。

 

  • 軽量化による省力化 従来のゴム製ローラーから、ウレタン車輪とナイロン車輪を組み合わせた軽量ローラーに切り替えることで、モーターにかかる負荷を大幅に軽減。電力消費の削減にもつながりました。また、ウレタンとナイロンの組み合わせは、製造工程において優れた接着性を発揮し、製品の信頼性を高めています。

 

まとめ

 

海外製ローラーのトラブル対応や重量でお困りではありませんか?

国内製造のウレタン×ナイロンの軽量ローラーは、迅速なトラブル対応とモーター負荷の軽減を同時に実現できるソリューションです。搬送ラインの安定稼働と省力化をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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