2026.08.24
【解決事例】材質変更で加水分解を解決!水に濡れるローラーのカビも添加剤で対策
|導入前の課題
■ 水濡れによるウレタンの劣化とカビの発生
食品工場で使用されるウレタンローラーにおいて、従来はエステル系ウレタンを使用していました。
しかし、製造・洗浄工程で常に水がかかる環境で使用することで、ウレタンに加水分解による劣化が発生。さらに、ローラー表面にはカビも発生し、衛生面での課題となっていました。
食品工場では、製造工程だけでなく洗浄時にもローラーが水にさらされるため、使用環境に適したウレタン材質の選定が必要でした。
そこで、
「水濡れによるウレタンの劣化と、ローラー表面のカビ発生を抑えたい」
とのご相談をいただきました。
|提案内容と改善結果
■ エーテル系ウレタンへの変更と抗菌剤の添加で、耐水性と衛生面を改善
水濡れによる劣化への対策として、ウレタンの材質をエステル系から耐加水分解性に優れたエーテル系へ変更することをご提案しました。
さらに、ローラー表面でのカビ発生を抑制するため、抗菌剤を添加した仕様を採用しました。
このように、単純な材質変更だけではなく、使用環境に合わせてウレタンの材質と配合の両面から仕様を検討。
その結果、加水分解によるウレタンの劣化とカビの発生を抑制し、水濡れの多い過酷な環境でも安定して使用できるローラーを実現しました。
【導入効果】
- 加水分解による劣化を抑制: エステル系からエーテル系へ変更し、水濡れ環境での耐久性を向上。
- カビの発生を抑制: 抗菌剤を添加することで、ローラー表面のカビ対策を実施。
- 水濡れ環境での安定使用を実現: 食品工場特有の常時水がかかる環境に対応。
- 用途に合わせた仕様を実現: 材質変更と配合変更を組み合わせ、使用環境に適したローラーを製作。
|まとめ
■ 水濡れの多い環境では、使用条件に適したウレタン選定を
食品工場で使用されるローラーでは、水濡れによる劣化やカビの発生など、一般的な使用環境とは異なる課題が発生する場合があります。
当社では、使用環境や求められる性能をヒアリングし、ウレタンの材質・硬度だけでなく、必要に応じて配合まで含めた仕様をご提案します。
「水濡れによるウレタンの劣化が気になる」
「ローラーにカビが発生して困っている」
「食品工場の洗浄環境に適したウレタンを探している」
といったお困りごとがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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